生産・販売


令和3年3月22日「西海みかん感謝のつどい」を開催しました。
令和2年産西海みかんの販売実績と販売経過、課題について、取引市場から意見をいただきました。産地からは販売に対する要望も挙げられ、今後については課題解決を急ぎながら、令和3年産西海みかんの販売戦略について十分な協議が行われました。


令和2年産無加温ハウスみかんの選果が2月15日から開始となりました。
無加温ハウスみかんは露地みかんと同様の11月頃に熟期を迎えますが、美味しさを追求するため、出荷まで木成りで栽培しています。そのため収穫時期は2月頃からとなります。
この時期に出荷されている貯蔵みかんと比較して、貯蔵臭はなく、濃厚な甘みと新鮮味(フレッシュ)な食味が特徴になります。また露地栽培より長く木成りさせるため、樹勢の維持が非常に難しいです。
販売計画量は180t程度を見込んでおり、出荷期間は3月末までになります。


令和3年1月12日から管内全域のかんきつ部会員を対象に「生産対策講習会」を開催しました。
講習会では長期ビジョンでの品種構成の見直しや計画的な改植実施、次年産に向けては前年度の生産を振り返り、課題を明確化し、解決に向けての対策等が話し合われました。また表年傾向にあるため、せん定の方法についての実践が行われました。
ただ今回は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、密を避ける対策を取りながら、時間を短縮し、例年とは違い、現地のみでの開催となりました。


令和2年産「大津4号」の選果が1月6日から開始となりました。「大津4号」の品質・内容は、近年の中でも高い傾向にあります。また肥大も良く、大玉果傾向にあります。販売計画量は700t程度を見込んでおり、出荷期間は1月末までになります。


令和2年産「させぼ温州」の選果が12月2日から開始となりました。今年産についても品質および着色の仕上がりは良好です。県下統一ブランド「出島の華」の出荷も始まり、年末最需要期の牽引役としての期待も大きいです。
「させぼ温州」の販売計画量は2,400t程度を見込んでおり、年内販売が中心となります。


令和2年産「早生」の選果が10月31日から開始となりました。果実品質および着色の仕上がりは良く、中玉中心の玉流れです。
11月2日から販売開始となり、11月中旬~下旬にかけ出荷のピークを迎えます。12月上旬から販売開始となる「させぼ温州」にうまくバトンがつなげるよう、家庭選果の徹底と計画的な集荷・出荷に取り組みます。


令和2年産「早生」の荷受が10月28日から開始となりました。品質および着色の仕上がりは良く、肥大も順調です。
管内を巡回すると、日々着色は上がってきています。このところの安定した天候で、品質にも期待できます。
早生の選果は10月31日、11月2日から販売開始となります。


これから主力となる早生の有利販売に向け、取引市場とオンラインによる中間検討会を開催しました。
会議では産地から生育状況とこれまでの生産対策の取り組み、取引市場からは、早熟早生の販売情勢報告と早生への要望について、細かな協議と意見交換がなされました。

早熟早生の選果・出荷は10月24日で終了、1,500t程度の出荷量です。


令和2年産「早生」の出荷目揃会を開催しました。早熟早生同様に各地区より果実を持ち寄り、みかん選果所に持ち込む青果の集荷基準を決め、部会員に周知徹底するための取り組みです。
本年産も着色の仕上がりは良く、シートマルチおよび品質向上対策の徹底、また9月下旬より安定した天候の影響で、糖度は平年並みで推移しています。
4,600t程度の販売計画量を見込んでいます。


令和2年産露地みかんのスタートを切る「早熟早生」の選果がスタートしました。
本年産の着色はやや早い傾向にあり、糖度は平年並みに仕上がっていました。販売開始は10月1日、販売期間は10月下旬までを予定しています。

みかん選果所内においては「新型コロナウイルス感染拡大防止対策」を徹底しております。また、作業員用のユニホームを作成し、気持ちを新たにし、今シーズンも取り組みます。


「西海みかん」JAながさき西海 みかん選果所
タイトルとURLをコピーしました